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第35回 上司自ら成長するには

フランスのモラリスト、ラ・ブルュエールに次の言葉がある。
●他人に満足することはなんと難しいことだろう
●相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。

「他人」「相手」を「部下」に置き換えることもできる。「上司」ならさらに実感がこもる、などと言った人もいるが…。
 
さて、部下の欠点に目をつぶったとして、それだけで満足できるかと言えば、答えはノーであろう。
人には相性というのがあって、「気に入らない」「好きになれない」など、相性の悪い相手を嫌いになってしまうのは、誰もが経験するところだ
 
嫌いだ、嫌な奴だと思うと、つい敬遠したくなる。
近づいたり、声をかけられたりする機会も少なくなる。高じると、やることや発言にケチをつけたくなる。
部下を公平に評価しなければならない上司として、困った現象である。
 
どうしたらよいか。
思い切って発想変えてみることだ。上司が特定の部下を嫌う心理には、相性のせいにしているが、別の要素を見落としているところがある。
 
部下に限らず、欠点にはそれと対になった長所がある。
言葉がきつく、相手の恨みを買う人は、問題の核心を見抜く長所を持っている。長所が大きければ大きいほど、対である短所が目立つのだ。
 
実は上司が気に入らないのは、長所のほうなのである。短所に反応して嫌がっているが、短所(クセ)のある部下は名馬の可能性があり得るのだ。
ここは上司として心を広くして、長所に気づき、受け入れるようにしたい。
 
反論してくる部下を嫌う上司の心理も、指摘にもっともな点があるために、「小癪な奴」と、気に入らないのである。
反論に一理あると思ったら、それを認める。部下の長所に学ぶことができる上司は、自らを成長させる。
上司の成長が部下の成長を促すのは当然のことである。
 
さらに言えば、上司の成長は部下の成長によって測れるのだ。

福田賢司

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